くつ並べ
「くつを並べなさい!!」
・・・っという言葉よく口にしませんか!?
わたしは、子どもが玄関などでくつを脱ぐときは、口を酸っぱくさせて言っています。
・・・なぜかって?
なんで、くつを並べるの?(・・・は〜っ。めんどくさい!)
それはね!地震や火事で逃げるときにすぐに履けるように準備しているんだよ。
言い換えれば、自分の命を守るためなんだよ。
へ〜。そうなんだ〜。
少しは、心に届いてくれたかな!?
いすの片付け
ある参観日でのできごと・・・
いすが机に収納されていないな〜。いすは机の下に収納しなさい。
いすを机に収納されていいなくてもいいじゃない。ちょっとの間だけだし、すぐ座るからそのままでいいと思うよ。
それは、だめだよ!
地震や火事で停電とか煙で周りが見えなくなったとき、逃げるのに邪魔になるんだよ。
ケガするし、逃げ遅れの原因になるよ。
う〜ん。確かにそうだね。今度から気をつけるね。
これで、また一つ解決したかな。へへへ・・・
日常の生活で整理整頓を子どもに教えるためには、しっかり説明し、時間をかけて理解させなければいけません。
「くつを並べなさい」、「いすを片付けなさい」は、自分の身の危険性を教えると共に防災意識を高めることができます。
しかし、整理整頓を子どもに教えるためには、まず、大人が行動で示さなければいけません。
それでは、今日1日の行動を振り返ってみてください。